金魚すくい出店までの流れ

初めて金魚すくい店を出店される方へ準備が必要なものや、
検討しておくとより良くお客さんに金魚すくいを楽しんでもらえることなど
出店当日までの流れを記載していますので参考なればと思います。
金魚すくいは金魚がすくえて初めて楽しくなるもの。
楽しそうにすくっているお客さんを見て、別のお客さんが寄ってくる
せっかくのお祭りやイベントですので
そんな状況を作るためにも他の金魚すくい店とは異なる
仕掛けやゲーム性のあるルールを作ってお店を盛り上げましょう!

幼稚園でのイベントなどで、参加人数が決まっていてお土産で園児が持って帰ることができる金魚の数が一定にする場合(無償)や、ポイを買ってもらってすくえた分だけ持って帰ることができる場合(有償)など様々なイベントで人気の金魚すくい。 まずは、無償か有償を決めましょう!

無償の場合は、1人何回まで遊べるか?お土産は何匹にするか?を決めます。一人一回であれば不公平が出ないように整理券を出すなど事前に用意しましょう。
必要な金魚の数は、参加人数 × 遊べる回数 × お土産の金魚の数 + 予備150尾 = 必要な金魚の数
になります。予備が必要な理由は、最後の方に来た園児が遊ぶときにプールに数尾しかいないと楽しめない・すくえないためです。またポイの硬さは、強めの5号(小学校低学年では~5尾 高学年では10尾位すくえる程度)をおすすめします。

STEP 1

金魚すくいを盛り上げる仕掛けやルールを考えよう!

錦魚園のお客様の中には、すくった金魚数をリアルタイムで公表したり、「全国金魚すくい選手権大会」のルールと同じようにするなど、お店をより盛り上げるような仕掛けを行っている方もいらっしゃいます。金魚をすくうことができる(難易度が低めな)こと、お客さん同士で競うことができることができれば、お客さんに楽しんでもらえるはずですよね。まずはお客さんが寄って来る仕掛けを考えましょう!

お店の仕掛けにより大盛況になることは願ってもない話ですが、金魚がなくなることや余ってしまうことも考慮しながら、お客さんがもって帰れるおみやげの金魚の数を決めましょう。
小さな子供がお客さんであれば、1回100円ですくえてもすくえなくても2尾はあげる。お客さんの年齢層にバラつきがあれば1回200円で何尾すくっても5尾まで持って帰ることができるなど。ルールを決めると金魚や道具を準備する上で検討しやすくなります。

STEP 2

必要な金魚の数を計算しよう!

STEP1でおみやげの上限が決まったら、金魚すくいをやるお客さんの延べ人数を予測します。延べ人数とは、1人のお客さんが2回やれば2人で数えます。
幼稚園や小学校などで出店する場合は生徒さんの人数を、お祭りであればお祭り自体の来場者数を参考に予測をたてます。

次におみやげの金魚数と実際に持って帰る人の割合を予測します。
ここまで予測できれば必要な金魚の数が予測できます。
※お客さんが100人~150人だと予測できる場合は最大人数の150人で計算します。

必要な金魚の計算方法

STEP 3

金魚すくい出店に必要な道具を準備しよう!

初めて金魚すくいを出店するには、金魚(生体)以外にもポイやひも付き袋などの消耗品やおわん、手あみ、プール、カルキ抜き、エアーポンプが最低限必要になります。

金魚すくい出店に最低限必要なもの

  • 金魚(生体)
  • ポイ
  • ひも付き袋
  • おわん
  • 手あみ
  • プール
  • カルキ抜き
  • エアーポンプ

ポイとひも付き袋についてはSTEP2で予測した数を参考に準備します。
ポイの硬さは以下を参考にしてみてください。

  • 4号(強強)上手な子供たちでは30尾位すくう子もいます。
  • 5号(強)小学校低学年では5尾、高学年では10尾程度
  • 6号(中)小学校低学年では3尾、高学年でも5尾程度
  • 7号(弱)お祭りの金魚すくい屋さん用 小学校低学年では1尾もすくえない程度

おわん、手あみ(たも)、プール、カルキ抜き、エアーポンプについてはお店の規模に合わせて用意します。
やまと錦魚園では最低限必要な、金魚すくい金魚(生体)と道具のセットを用意しています!
セット内容と数量を必ず確認の上、購入をお願いします。

その他、汲み置き水用のバケツやプール、金魚を移すとき用のザル、テントや看板、ルールを書いたパネルなどあると良いと思われる物は、お店に合わせて適宜準備しましょう!

必要なポイの数の計算方法 必要なひも付き袋の大きさ 必要なひも付き袋の計算方法

STEP 4

イベント1週間前には注文しよう!

金魚や道具の数が把握できたら、実際に準備する段階です。
当サイトやまと錦魚園では、金魚の生体はもちろん道具も一通り揃えています!金魚すくいセットの生体やポイやひも付き袋の数量を確認いただき足りなければ単品だけの購入もしていただけます。
金魚の販売店にもよりますが、可能な限り元気な金魚を用意いたしますので最低1週間前までにはご注文ください。
またショップにないセットもご相談いただければご用意いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

宅配業者の繁忙期には、最寄の運送会社営業所から指定場所までの配達に2時間以上もかかったり、直射日光が当たる場合もございます。
金魚は急激な温度変化に弱い生き物ですので、イベント開始の時間帯によりますが配達は最寄の営業所止めに指定いただき、朝早く涼しいうちに金魚を引き取りに行かれることをお勧めいたします。

  • 夕方からイベント:当日着をお勧め
  • 午前からイベント:前日着をお勧め
  • 午後からイベント:営業所止めをお勧め

STEP 5

金魚すくいを行う場所を決めよう!

場所はなるべく日陰で比較的涼しく、近くに水道とコンセントがある場所を確保してください。
日中行うのなら、テントなどで日陰をつくってください。
水温が上がると金魚が酸欠状態になり、30℃を超えると危険です。
暑い時や水温が上がってきたら冷たい水を足せるようにしておきましょう!

また、金魚すくいプールは水を入れるとかなりの重量ですので机などの上には設置せず、直接地面に置ける場所を確保しましょう!
金魚すくいが始まるまで金魚をストックできるプールを設置できる場所があれば理想的です。

STEP 6

到着した金魚を元気にしよう!

金魚が届いたら、なるべく早く水槽に移してあげましょう!
ただし、金魚にとっては水道水に含まれるカルキや、急激な温度変化によって弱ってしまうことや死んでしまうことがります。
金魚が届いたらのページで手順と注意点を確認しながら金魚を元気にしてあげましょう!

STEP 7

イベント日当日は…

金魚すくい当日は、できるだけ楽しく金魚がすくいができるように盛り上げていきましょう!
当日の注意点としては、水の汚れ・水温とポイが水に濡れないようにしてください。
プールの水が汚れてきたら、1/3~1/2程度交換してあげ、水が減ってくれば水を足してあげてください。
ポイなどは水に濡れないようにプールから少し放して置くようにしてください。

また、お土産で金魚を家へ持って帰るお客さんのために、金魚の育て方などがわかる物をプリントアウトして渡してあげると、より喜んでもらえることでしょう。